そこでLingrの出番ですよ!

このblogはコメント欄を閉じて、Lingrにコメント欄を移行しちゃってるわけですが。何かとこっちの方が都合がいいと個人的には感じます。

3〜4人くらいまでならまとめてコメントあっても普通にうれしいんですけど、それ以上になると批判意見ばかりってわけじゃなくても正直つらいです。うちは平均よりかなりコメント率高いほうで、そういう状況になったことも既に何度もあるんですけど、だいたいそういうときは総合的にコメントを眺めて新しいエントリをあげるくらいしか手はないかなーという結論に最近はなりつつある。それでもどうしても反応しきれない相手は出てくるし。
ブログのコメント欄には「見えない人数制限」があるのでは - 敷居の先住民

なんでこういう状況になるのかというと、blogのコメントって、基本的にblogの管理人あての公開メッセージなので、管理人対コメンターという構図にシステム上どうしてもなってしまう。2chでいえばコテ付けてる人がが全レスしてるような感じですね。人間が同時に双方向のコミュニケーションを取れる人数って結構限られていると思うんですよ。大人数の飲み会を想像してみたら分かり易いと思うんですが、あれって4,5人で会話してるグループが何個もあるという状態が普通ですよね。一人に向かって全員が話しかける構図ってあり得ないじゃないですか。blogのコメント欄ではそういう事が起きてると思うんですよ。だからuncontrollableな事態になる。

そこでLingrの出番です。Twitterと認知された時期が被ったせいですっかり黄昏れた感のあるLingrですが、現行のチャットアプリケーションとしては最高だと思います。しかしなぜLingr?と思う方もいらっしゃると思うので順に説明していきましょう。

許容人数が多い

なんといってもこれにつきます。一人に向かって全員が話しかけてくる構図が構造的に起こりにくいです。チャットの場合、参加者はホスト*1に限らず他の参加者全員コミュニケーションを取ろうとするので、場が収拾不可能になるということが起こりにくい。前にid:umedamochioさんがLingr上でチャットイベントをやっていましたが、サーバーの許容を超えて一度は駄目になったものの、二度目は特に荒れる事なく大成功を納めたのを思い出していただければ幸いです。

より深いコミットができる

リアルタイムコミュニケーションならではです。分からないところなどはすぐに聞けたり、など、きめ細かなコミュニケーションが可能です。

ログが残る

これはLingr固有の特点ですね。通常のチャットならばログはすぐに流れてしまうんですが、Lingrの場合その不安が無い。この特性を生かして、blogのコメント欄の様な非同期のコミュニケーションを取ることも可能です。

RSS,Raderで通知できる

これはコメント欄もメール通知できるのでさしてメリットと言えるものではないですね。しかしRaderを使っていれば、自分がオンラインならチャットルームにコメントが書かれ次第、すぐさま対話できる体制がとれます。

多少強引ですが、メリットを列挙しました。その他にも今のところLingrにはspamが付いてないようですし、交流のためのツールとしては理想的といえるのですが、どうでしょうか?。これでLingrをコメント欄代わりに使うのが流行ればいいな。まあ、単に自分がチャット好きだからチャットしたいってのも大きいですけどね!

*1:この場合、blogの管理人